新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、一般人が注意するべき事、自己防衛出来る方法をまとめました。
最初にお断りしておきますと、筆者自身がただの一般人であり医療関係者、研究者などではありません。
政府や政治家、専門家や研究機関、そしてマスコミ、これらの発表に対して一喜一憂するだけでは何の意味もなく感染予防になりません。
情報を入手する事もちろんは大切ですが、一番大切なのはご自身が新型コロナに感染しない事です。
目次
コロナ対策は自己防衛から始まる
既に聞き飽きているどころか耳にタコが出来ているでしょうが、個人レベルでコロナ感染を防ぐ手段は以下となります。
・手を洗う
・うがいをする
・咳エチケット(マスクをする)
・不要不急の外出は控える
・人と一定以上の距離をおく
「こんな事ぐらい知ってるよ」
そうでしょうが、知っていても実践しなけば意味がありません。
「自分はやってるけど、やってない人が多い」
これも確かにそうでしょう、ただ今はそれを論じる時ではありません。
まずは自分で出来る防衛をしっかりやり続ける事が重要です。
最低この5項目が実践出来ているなら、更なる情報もしっかり入手しましょう。
ご自身の対策は疎かなのに溢れる情報だけ入手しても、何の解決にもなりません。
逆に情報に溺れ踊らされてしまい、流言飛語をばら撒く側の人間になってしまいます。
手を洗う 新型コロナ感染予防
とにかく小まめに手を洗いましょう
そうですね、その意識はまず大切です。
更に一歩踏み込んで外出中でも手が洗える場所や時間があれば、一日何回でも洗った方がいいですね。
まず、個人で出来る最大の感染防御手段です。
医療関係者だけではなく仕事を休めない方も多いでしょう。職種によって違いはあっても休憩時間や隙間時間はあるはず、その時には必ず洗った方がいいです。
理由はただ一つで人間は手で顔を触る動物だからです。
その手にウイルスが付着していれば感染リスクは高まって当然と言えます。
うーん、言うは易し行うは難しですね。
人は無意識に手で顔を触ります、
髪形、目元、鼻、口元、耳など気になった部分があれば無意識で触っています。
今のご時世に合わせて一番分かり易い例を挙げるなら、ウイルスだらけの手でマスク触っていたら無意味ですよね。
ですから、洗える時にはいつでも手を洗うぐらいの心構えが必要です。
あるなら使った方がいいです。
但し、あればであって一番大事なのは洗う事です。
普通の石鹸でもいいし、それも無ければ水だけでいい、まずは丁寧に洗う事です。
水が無い場所に外出、もしくは手洗いが出来にくい仕事をしている方でしたらアルコール消毒液を持ち歩く価値はあります。
ですから普通に手洗い出来る環境の人達が神経質になって買い占める意味は全くありません。
うがいをする 新型コロナ感染予防
そうですね、やった方がいいです。
いや、そんな事はありません 個人で出来る事とすれば重要です。
口内に付着したウイルスを洗い流すと言う事ですからね。
そこはハッキリと答えられません。
健康な状態で市販のうがい薬を使うと、いわゆる善玉まで殺菌してしまうと言う専門家もいます。
新型コロナに関係なく喉に違和感を感じないなら、うがい薬を購入してまで使う必要はないでしょう。
うがい薬を使うかどうかより、手洗いと同じで意識して時間をかけガラガラ~する事が大事です。
マスクをする 新型コロナ感染予防
かもしれません、でも重要度が高いとはいいにくいです。
咳エチケット大事ですよね、でもそれはマスクをする事だけではありません。
いや、ダメじゃないのですが・・・
一応、大きさのデータを提示しますと
新型コロナ 5μm以上(飛沫)
市販マスクの穴 約10~約100μm
ですので、安心出来る根拠は一切ありません。
マスクをしないよりは、した方がましと言う程度です。
国民性ですかね、日本人は普段からマスクしてても違和感ないですから。
そしてマスクをしているかどうかって見えてますから、指摘するのに単純で分かり易いとも言えます。
咳エチケットで大事な事は
咳、くしゃみ、会話をする時は相手と正対しない事、更に一定以上の距離を常に保つ
です。
お互いでマスクをしていてもこれを守らなければ、マスクをしていないよりひどいエチケット違反と言えるでしょう。
マスクをしていても感染は防げません、補助的な道具の一つに過ぎないと言う事です。
マスク着用時の注意
手順は大事です、まず手を洗ってから付けること。
手洗いの項目でも触れましたがマスク付ける時ってどうしても布の部分、ある程度触りますよね。その手にウイルスが付着していたら意味が無いどころか逆効果でしょう。
・手を洗ってから付ける
・布の部分は最低限触り隙間がないよう鼻から顎まで覆う
・着用した状態でむやみにマスクを触らない
・外す時は布は触らずゴムの部分だけ持ち外す
・外し終わったら手を洗う
上手い事いいますネ でも全ての基本は手洗いですし、とにかく洗う事が大事です。
最後に着用中の注意点ですが、マスクをずらしてはいけません。
よく見かけるのがマスクを下(アゴの部分に)にずらして食事をしたり、ジョギングしている光景です。
そういう人達ってその行為が終わると手で触って元の位置に戻します。
食事前にずらし食後に戻す、これだけでもう2回触っているわけです。
神経質過ぎると思われるかもしれませんが、大切な事です。
不要不急の外出を控える 新型コロナ個人対策
必要最低限の外出で済ませましょう、普通ならこれでこの話はお終いです。
スーパー、コンビニ、ホームセンター、ドラッグストアなどが典型的です。
結局、外出しても文句言われない場所に集まっているだけですね。
ですから不要不急なんて言葉使わないで、必要最低限の外出回数に抑えましょうと言えばいいのです。
・スーパーで毎日買い出し→2,3日に一回に減らす
・コンビニに1日2,3回立ち寄る→1日1回にする
・大人数で買い物に行く→最少人数にする
・ホームセンターなど無意味に周回する→必要な物を購入したら退店する
これが必要最低限の外出回数に抑えると言う事で、難しい事は一つもありませんし誰でも実行可能です。
実行できない人が多ければ入店制限や時間制限などを設けるしかなく、既にそういう対策をしている店舗も増えています。
そういう事ですよね、まずは自身の行動を抑制する事が大事で、それが広がれば入店制限など徐々に解除されていくはずです。
人と一定以上の距離をおく 新型コロナ個人対策
人と2~3メートル離れて行動しましょう、俗にソーシャルディスタンス(社会的距離)と言われています。
一応、ソーシャルディスタンスは2メートルに設定されていますが、距離はただの目安です。
くしゃみの飛沫は3メートル飛ぶと言われていますし、2メートル離れれば安全と言う事ではありません。
又、ジョギングなどは5メートル以上、間隔をとった方がいいと言われています。
極端に言えば離れれば離れる程いいわけで、距離を絶対視するのではなく意識と実践が大切です。
お買い物、ジョギング&散歩、公共交通機関、仕事中、全ての場所&場面で意識し可能な限り実践しましょう。
個人で出来る新型コロナウイルス対策まとめ
用語などを調べなくていいように、なるべく平易な言葉を使うよう心掛けました。
全て個人で実行可能であり誰でも簡単に出来る新型コロナウイルス対策です。
こんな事が感染予防になるのか?と疑問に思われるかもしれませんが、それは逆で現時点で最も有効な感染予防対策です。
次々に飛び込んでくるマスコミ情報(TV、ネット問わず)に振り回されずに、まずは誰でも出来て確実に有効な方法を実行しましょう。
職種や職場環境により、やりたくても全ては実行出来ない方も多くいます。
出来る人がやるのは当然の事で、自分を守る事が家族、友人、大切な人、周囲の人、更に多くの人を守る事に繋がるのです。
「自粛要請だけでもここまで効果が出ている、流石、世界一規律正しい日本人だ」などと言っている時ではありません。
自覚や意識、行動はまだ全く足りていない状況です。
100年に一度の危機と捉え、新型コロナウイルスと向き合って行きましょう。
筆者自身を含め一人一人の行動と人類の叡智で必ず克服出来るはずです。